朝のベンチとテーブル

対人援助の仕事と日々

Clubhouse冒険の書(4日目から6日目まで)

前回の記事

http://yanoz.hatenablog.com/entry/2021/02/14/160619

の続き。


4日目朝

出勤日。

休日のClubhouseの気分を引きずったまま出勤してはいけないよな、と思いながら、いつものラジオ番組をきくだけにする。


自分にフィットしたroomの居心地の良さを思うと、朝のラジオの進行には、ちょっと自分には合わない瞬間があるよな、と思う。


ラジオcmの時間とか、今までよく耐えてきたよな、という感じ。


仕事の合間に、いずれやってみたいroomのアイデアがうかんで、休憩中にメモしたりする。


4日目夜

家事とナラティブというテーマが面白そうだったので、スープ作家の方と経営学者の方が話しているroomを聞く。

自分の家事の仕方について、いろいろヒントをもらう。

この二人を担当する編集者の方も話に加わって、あの本とこの本、同じ人が編集してたのか!と思う。一見つながらなさそうな人がこうしてつながっていくのだな、と思う。


5日目朝

この日は出勤しない日。


手当たり次第にしていたフォローを整理するチューニング作業を始める。

こういうroomに入るなら相性が良くないだろうな、という方のフォローをそっと外していく。


この朝、「妻がこんまり」とプロフィールに見かけて興味本位でフォローしていた川原卓巳さんの話をはじめてじっくりと聞いた。

まじめさとユーモアとのバランスの取り方が素敵な方だなと思い、著作を図書館にリクエストした。

 

あれこれroomに出たり入ったりしていて、どこかで見た名前だな、なんて思うと、以前読んだ本の著者だったりする。

著作を読んで、そこまで良い印象を持っていなかった方でも、語り口を聞いて、本からは見えなかった人柄の魅力に気付く、というようなこともある。

 

5日目昼食前

先日参加した哲学対話の方のroomにまた参加する。

自分はいくらでも話せてしまうので、どの程度まで話題にのって、どの程度まで話すかの加減をはかりながら、ちょっと話しすぎる直前くらいまで話すことにしてみる。

話題に上がった短編小説を青空文庫で読みながら感想を言い合うというおもしろことがおきていた。


5日目昼食後

30分限定のランチミーティング的なことをしているroomをのぞいてみる。

気さくな異業種交流会のような雰囲気。


いつ見ても開いていて、人が入れ替わり立ち代わり雑談しているようなroomも有れば、ルーチンのように時間を決めて人が集まっては解散するようなroomもある。


出勤前に気持ちを仕事モードにできるようなroomが見つけられると良いなと思う。

 


6日目


出勤日。


真夜中に中途覚醒したときにちょっと聞いてみたroomが、朝まだやっていた。聞きながら二度寝。変な夢をみた。


内科医の方が毎朝早起きroomをやっていて、毎日テーマを変えて医療の話をしている。

仕事の上でも勉強になりそうだし、出勤日は聞くことにしようかなと思う。


帰宅後は主に学問系のいろんなroomをはしごする。

数分聞いても、思考の型とか人柄とかみえてくることもある。

数分で情報として完結した話を耳にすると、それだけで耳学問ひとつゲットした満足感が残る。


この人ちょっと気になるな、と思って話を聞いていると、以前Eテレで見かけて興味深かったアニメの制作に関わった方だった、みたいなこともあった。


自分の雑多な関心が、何か持っている方向性みたいなものが、きっとあるのだろう、と思う。

 

続き

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