clubhouse冒険の書(初日から三日目)
以下、clubhouseを始めて3日間の日記になります。
初日、気になるキーワードでpeopleを検索したり、見かけたアイコンから少しでも興味を惹かれるひとをみつけたりで、手当たり次第に100人くらいフォローしてみる。
長野智子さんだったか、現役教員の方と話している様子を面白く聞く。
話題に上がった人をその場で呼んで話しはじめたりとか、フットワークの軽い使い方ができると体感して、わくわくする。
これは流行る、と納得。
森田芳光さんが気象予報士界隈の深い話をしているroomも面白かった。
原液のままで専門的な話が聞けるというのはこの事かと思う。
2日目の早朝
手当たり次第フォローしてみたのが幸いし、出身地の果樹農家さんが農作業しながら気ままに同業の仲間と話しているroomを見つけたので聞いてみる。
リラックスした語り合い。
良い声で魅力を感じる。
話す相手が抜けてちょっと間が空いたタイミングで、初めて手をあげて話す側に回ってみる。
果樹農家さんと地元トークや素朴な疑問を巡って気軽に話すことができた。
TwitterなどのSNSよりも、ハードル低く初対面の方と話せると実感。
音声のやりとりがその場で完結するので、すれ違いからのいざこざは回避しやすそう。
通勤時間を過ぎる頃、そのroomには様々な方が出入りしてきて、自分は聞く側に戻り、食に関する商売の話があれこれ転がったり膨らんだりする様子を小一時間楽しむ。
自営業の方が仕込みをしたり配達したりしながら雑談していると情報交換になるという、そういう仕方で機能しているのか、と思う。
Roomを探しているたびに名前を見かけて、武田双雲ずっといるな、と思う。
2日目の午後
若手ライター的な方が一期一会で誰とでも話します、みたいな趣旨のroomをやっていて、覗いてみる。
一対一で話しが進んでいる様子をこっそり聞いていると、前の方が退出して、話しませんか、と呼ばれた。
お互いのプロフィール欄なんかを見ながら探り探り話していると、意外とあれこれ共通点があって、小一時間楽しくおしゃべりできた。
話し始めたときには他に誰も居なかったのに、終えたときには3人ほど聞いている人がいて、軽く驚く。
初対面同士が互いに配慮し合って丁寧に話していると、第三者が聞いても楽しめるトークになっていた、という事だろうか。
自分でも何かroomを開いてみようかな、という気持ちになる。
深く考えずに、沢山の人をフォローしていたけど、フォローしていてもroomで一緒にならなければ特に関係が生じないので、Twitterなどに比べて見知らぬ人をフォローすることへのハードルが低いように思う。
2日目夜
本の著者同士が互いの本について話すというroomを聴いてみる。ジャーナリズムのプロ同士が落ち着いて内容を深掘りしている対談で、ラジオ番組のように楽しめた。
初対面同士が話す面白さもあれば、専門家同士が意気投合する様子を楽しむ面白さもあるのか、と思う。
2日目の夜も森田芳光さんがいるroomを見かけて、すこし聞いてみる。
ラジオよりちょっとくだけた感じ。気さくにコアな話をするのが楽しげで面白い。
3日目朝
フォローを勢いよく増やし過ぎて、制限される。
半農半Xみたいなテーマのroomを見かけて聞いてみる。世の中、面白そうなことをしてる人が大勢いるものだなと思う。
clubhouseは、やっぱり、独立自営な人に向いているSNSみたいだ。
3日目昼
哲学対話のroomを見かけて、運良く始まるタイミングで参加できた。
知らない人ばかりで、哲学対話の経験も浅いので、ちょっとドキドキしつつ何度か発言してみる。
clubhouseは、哲学対話でも使いやすいみたいだ。
3日目午後
樹木葬をしているというお寺の住職が知り合いの方とのんびり話しているroomを小一時間聞く。
ちょっと疲れていたので、clubhouseのやりすぎもいけないからちょっと控えようと思っていたところだったけど、落ち着いた話をしているroomは、リラックスできて良いな、と思う。
聞いてて癒されるようなroomは希少のようだけど。
3日目夜
藤村シシンさんがclubhouseを始めたってことで早速企画が立ってroomに呼ばれてるのを聞く。
楽屋裏感あって楽しい。
その夜、はじめて知り合いを招待してみる。いろいろ機能を教えてあげつつ、その人とroomの公開も試みてみる。不慣れな感じであたふたしていたら、間違えて入室した人が慌てて出て行くというような事が起きたりして、恐縮がちに部屋を閉じた。
不特定多数に公開しながら話をうまく楽しむのはなかなか難しそうだなとおもう。
どうせやるならちょっと企画を練ってみないとなと、あれこれ案を巡らせてみる。
と、そんな感じで。
週末にかけて、たまたま三連休にしていたので、clubhouseを開く時間を多く持てたというわけだった。
ビギナーズラックでスタートダッシュした感じの3日間、このお祭り状態もそう長くは続かないだろうし、clubhouseの初期衝動的な盛り上がりを運良く堪能できたよな、と思う。
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