朝のベンチとテーブル

対人援助の仕事と日々

2015-01-01から1年間の記事一覧

試験放送

都内の民放AMラジオ局が、12月からFMでも放送を始める。ワイドFMと呼ぶのらしい。すでに、試験放送が行われていて、音楽だけかかっている事が多い。試験放送で、実際に聞こえ具合を確認する仕事をしている人も居るのだろうけど、良く知らない。高校生の頃だ…

本を借りて読むとか

主に図書館で借りて読んだ本の感想を最近はてなハイクにメモしています。http://h.hatena.ne.jp/yanoz/誰かの役にも立つつもりで書き残しておくと、自分にとっても忘備録として有益であろうと。これは、劇評書いてた頃の教訓。知らない人に説明するように書…

冷笑と冷笑主義について

対人的な振る舞いとしての冷笑は、見下して嘲笑うこと、という風に言い換えられる。冷笑主義というと、これは、シニシズムのことである。冷笑的、というと、この両方にまたがる意味合いになるかと思われる。冷笑している場合では無い、行動すべきである、と…

朝のドラマ

自分が勤めているフロアでは、食事時はテレビをつけることになっていて、なんとなくNHKで、朝昼とドラマがながれている。 今月新しく始まったドラマは、「時代劇だね」なんて声が聞こえたりして、このあいだおわったものより反応よさそう。 『花子とアン』を…

哲学する声をかける介護する

縁あって、研究とは無縁の方々と、哲学書を読む会をここ数年続けている。昨年、プラトンの対話篇『パイドン』を読んでいた。読書会の記録を引用すると、「身体とは牢獄のようなもので、神々が魂をそこに拘束したのだから、魂は神の許しを得ずに勝手に身体か…

常套句

職場のグループホームで、入居されているお年寄りが、「腰が痛くて」とか、「つらい」とか、慢性的にかかえている体の不調を訴えるようなとき、黙っているよりましか、というくらいな気持ちで「生きている証拠ですよ」と答えている。誰に教わったわけでもな…

処暑/北風

職場の先輩(ちょっと年上の女性)で、日頃、入居の方とすれ違うたびに、一言二言声を必ずかけるような働きぶりの人がいて、「今日は北風だって」と言っていた。 「それは寒いでしょう。」 とわりと自立度の高い男性入居者さんが応じる。 「寒いなんて、まだ…

ツイッターからちょっと離れて

ツイッターは、アーリーアダプターと言えるくらいには早めに始めてたと思う。使い始めた頃は誰をフォローしたら良いかわからなくて何が面白いんだと思っていた。同時期に、tumblr も使い始めていて、これは、一時期一日中ダッシュボードに張り付いているくら…

テレビと体操

勤務している、認知症対応グループホームでの話。 朝はたいていテレビをつけている。なんとなく、、誰が担当していても、NHKにしている事が多い。 そして、毎日午前10時には、体操してもらうのが日課となっている。 その日は、日曜日で、国会議員の討論番組…

基本を学んだ後で

ちょうど1年前の今頃は、毎週1日、専門学校に通って、介護従事者初任者研修の授業や実習を受けていた。 そこで学んだ基本の事を、日々の業務に追われる中で、つい忘れてしまって、場当たり的に働いてしまっていたんだな、と思わされた。 シフトの都合などが…

そういえば前の職場では書道があった

グループホーム(認知症高齢者対応)で働き始めて数えてみると、もうそろそろ二年というところ。 最初に勤めたところを、引越しの必要からやめて、次も、半ばなりゆきでグループホーム勤務になった(会社も移った)。 介護保険法が成立するころには、反対す…

習字を始める

先日、近所の習字教室に、行ってみた。 初回無料の体験コース1時間。 中学生の頃、授業でやって以来、筆を手にとった。 鉄筋二階建ての民家の一部が、教室として設計されていて、本棚には書道のほか、古今東西の美術全集の類が並んでいて、研究室っぽい。 や…